【一緒に学ぼう!】11/8 皆既月食と仕組み
みなさん、昨日の【皆既月食】は見ましたか?
まず・・・【月食】とは!
★是非皆さまも、子どもが学ぶように学んでみましょう♬
読んで字のごとく、【月】の光が【食】べられる
と書いて意味する言葉です。
・・・誰に食べられるんだろう?
・・・食べられるってどういう意味?
まず…月は地球の周りを回っています。(公転と言います)
そして、月は太陽の光を受けて光っていますよね。
もう少し細かく言えば、太陽の光を一直線に受けて光っているわけです。
つまり、普段は一直線に受けて光りながら、地球の周りを回っていることになります。
しかし、ある時・・・
平和に回転していた月に、光が届かなくなる瞬間があるのです。
それは、、、光が通る直線上に、その光を遮る者が現れたとき。
正体こそ、我らが地球です。
その途中で、太陽 ⇔ 地球 ⇔ 月 の順番になると
太陽から月へ届くはずの光が届かない時、月は肉眼では消えます。
図1【月食の位置関係】
図2【私たちの目で見える月の動き】
図1で、地球を【自分が見ている景色】だと思うと
月食を見ている地球(自分の景色)の目の前には【月】(図2が、私たちの視野)
図2の後ろ、つまり自分の後頭部には
太陽による光が当たっています。
月が回っていく中で、私たちの顔に被るように入ってくる瞬間
月への光は、代わりに自分の後頭部がすべて受けることになりますよね。
【上記を含めたまとめ】
・光が当たっていた月が、自分たちの影に隠れる。
影に隠れると、【月】に当たっていた光が
月自身の移動により、代わりに地球に当たるようになる
・ここで、月の目線に立てばカンタン♬
元々、自分に当たっていた光が、代わりに地球に当たる。
月側としては、光が地球によって【食べられた】という解釈になる
これを月食と言います。
その中で、全てが隠れる状態が「皆既」となるので
皆既月食という名前がつくのです。
ちなみに、それを天体望遠鏡などで見ると
光の反射や屈折によって
ニュースでよく見るような赤っぽい月になるのです。
※これは、朝日や夕焼けが赤色になる理由も同じです。
また、今回は【皆既月食】だけじゃないのはご存じだったでしょうか。
なんと、その近くに天王星もいて
この天王星も月に隠れる【天王星食】も起こっていたんです。
月食と天王星食が同時に起こるのは
過去5000年で一度もないそうです。
国立天文台によると
日本で前回、皆既月食と惑星(何でもよい)が隠れる「惑星食」が重なったのは
土星食が起きた442年前。
次回は322年後の2344年7月で、同じく土星食が起こるみたいです。
実は、日々の中で
こんなにレアなものが訪れていたんですね…
ちょっと、理科の専門というところで
いつもに比べて難しい内容にはなりましたが
こんな感じで、いつも例え話を活用しながら
愉しく授業をやっています!
もし、もっと気になったら
是非是非、美川塾へ来てね♬
一緒に色々な学びを楽しんで覚えていこうね😊
P.S.
今回のサムネイルの画像は、卒業生の子がくれました!
K.Kくん!いつも、こうやってレアな画像送ってくれてありがとう♬
いつも、授業でもみんなに自慢してます😁
勝負まで残り・・・
「104」日(11/9現在)