【お父さまへ。お母さまへ。】共育(きょういく)についてもう一度考えてみませんか。
進学予備校美川塾 谷川です。
心からのお願いです。
長文ではありますが
一度、手を止めていただきましたうえでご一読ください。
⚠お願いします。流し読みだけはしないでください。
お子様を持たれているすべての方々に
知っておいていただきたいことがあります。
本日の記事は、そちらを含めて
お話をさせていただきます。
保護者である皆さまは、自分のお子さまが勉強していないのを見て
「何をやっているんだ」「やる気がない」
「サボってしまっている」「集中力がない」
と思ってしまうことも少なくないかと思います。
一緒に過ごしているからこそ
同じ屋根の下、長い時間を共にしているからこそ
子どもの悪いところばかり目に入ってしまい
ついつい怒りをぶつけてしまいますよね。
保護者様がお子さまにについ言ってしまう理由は何ですか?
・子どもにいい高校、大学に行ってもらうため
・将来困らないようにするため
・努力することの大切さを教えるため
・大人になった時に恥ずかしくないように育ってもらうため
色々な理由があるかと思います。
これらを総合して言えることがあります。
保護者様がお子さまを【愛していること】です。
お子様が生まれた日のことを覚えていますでしょうか。
初めて、産声を上げたとき。
初めて、一緒に寝たとき。
初めて、ミルクをあげたとき。
初めて、寝返りをしたとき。
初めて、ハイハイしたとき。
初めて、ひとりで歩けたとき。
どんな時でも
子どもに愛を持って接していたのではないでしょうか。
お子様が小学生、中学生、高校生である今でも
それは何ら変わらない事実です。
勉強が出来るようになってほしい・・・
勉強の楽しさを知ってほしい・・・
勉強の必要性を分かってほしい・・・
そうした前向きな気持ちは
【愛のある叱咤激励】なんですよね。
我々は知っています。我々には伝わっています。
しかし、子どもにはそれが愛の裏返しとなって
逆に、関係が悪化してしまったりする原因になることが多いです。
伝えたいことが伝わらず喧嘩になってしまったり
お互いに意固地になってしまって、険悪な雰囲気になってしまったり。
皆様のご家庭でも、経験があるのではないでしょうか。
今一度、保護者様がお子様に伝えたい気持ちを、
真っすぐな気持ちを伝えてみてはみませんか。
「私はあなたを心から愛しているよ」
「一緒に頑張っていかない?」
「出来なくても、また次、頑張ろうよ!」
「勉強をしてほしい理由がちゃんとあるの、聞いてほしい」
そんな真っすぐな気持ちをぶつけても
子どもは不機嫌になります。聞いてくれない時だってあります。
それは、なぜか。
自分の感情を上手く扱うことが出来ない多感な時期だからです。
子どもはそんな自分に苦しみ。
素直に耳を傾けたいときも傾けられず。
叱られてカッとなってしまい。
後悔しても、ごめん。と素直に謝れず。
勉強しなきゃ、と分かっていても誘惑に負けてしまう。
そんな風には見えない、と思うのも仕方ありません。
自分の気持ちや感情を、保護者様ほど上手に表面化できないからです。
我々、大人が思っている何十倍も
スマホやテレビは
子どもたちにとって大きな誘惑であり、敵なのです。
我々、親世代が子どもだった頃は
スマホはもちろんのことテレビも今ほど普及がなく
時代背景も、今とは違います。
そんな苦しい中で、今の子どもたちも戦っているのです。
みなさん。
こうした子供が生きている現状を、今の世界を
子どもの目線に立って考えたことはありますか?
子どもの気持ちを客観的に考えるのではなく
主観的に考えてみたことはありますか?
子どもに、大人の気持ちになれ
というのは無理な話です。
大人なら、子どもの気持ちになれるのではないでしょうか。
完璧に同じ気持ちは、もちろん不可能です。
しかし、それでも今よりも
昨日よりも確実に子どもたちの目線に立って
話が出来るのではないでしょうか。
子どもを育てていくことに【絶対的な正解】はありません。
《個人個人によってかける声》も違います。
《その時々によって親がかけるべき声》も違います。
《その時々で、届く声》も違います。
子育てをしながら、一緒に学んで楽しく
親子ともに生き生きと育っていくこと。
それこそ、私たち親が子供にしてあげることではないでしょうか。
美川塾でも、日々
勉強に向けての話はもちろんのこと
将来、立派な人間になるための話をしています。
その結果、人を思いやる気持ちが強い子が育っていくのです。
タイトルに書いた共育とは
《子ども本人、保護者様、塾》が一丸となって
お子様の未来を明るく、幸せにするための共通認識です。
共に育つと書いて共育です。
親が子供の目線に立って、気持ちを共感し
先に生まれた身として
子どもたちに一生懸命話をしてあげるべきですよね。
我々は、これまでもこれからも変わらず
お子様のために【今、出来ること】を
全身全霊を込めて、指導してまいります。
皆さま。大切なお時間をいただき
本当に、本当にありがとうございました。
少しでも、この話に共感していただけましたら
ご家庭で話し合ってみてください。
この文を、ひとりでも多くの方に
最後まで読んでいただけることを
心から願っております。